2024.09.01

感染症の予防及びまん延防止のための指針

感染症の予防及びまん延防止のための指針
1. 基本方針
株式会社ルミナースが運営するライズ訪問看護ステーション(以下事業所という)は、利用者の健康と安全を守り質の高いサービスを提供するため、平常時から感染防止対策、および感染症発生時の対策に取り組むための本指針を定める。
すべての職員がこれらを認識し本指針を遵守して感染症の防止、蔓延防止に必要な措置を講じることができる体制を整備し運用できるよう努める。

2. 注意すべき主な感染症
事業所があらかじめ対応策を検討しておくべき主な感染症は以下の通り。
(1) 利用者及び従業者にも感染がおこり、媒介者となりうる感染症
集団感染を起こす可能性がある感染症で、インフルエンザ、新型コロナウイルス、感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症、腸管出血性大腸菌感染症等)、疥癬、結核等
(2) 感染抵抗性の低下した人に発生しやすい感染症
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症(MRSA感染症)、緑膿菌感染症等
(3) 血液・体液を介して感染する感染症
肝炎(B型肝炎、C型肝炎)等

3. 感染症対策委員会の設置
事業所内での感染症の発生を未然に防止するとともに、発生時における利用者及び家族等への適切な対応を行うため、感染症対策委員会(以下委員会という)を設置する。
(1) 事業所における委員会の運営責任者は管理者とし、当該者を以て「専任の感染対策を担当する者(以下「担当者」という)とする。
(2) 委員会の開催にあたっては、関係する職種、取り扱う内容が相互に関係が深い場合には、事業所が開催するほかの会議と一体的に行う場合がある。
(3) 委員会は定期的(年2回以上)かつ必要な場合に担当者が招集する。
(4) 委員会の議題は担当者が定める。具体的には次に掲げる内容について協議するものとする。
・事業所内感染対策の立案
・指針・マニュアル等の整備・更新
・利用者及び従業者の健康状態の把握
・感染症発生時の措置(対応・報告)
・研修・教育計画の策定及び実施
・感染症対策実施状況の把握及び評価

4. 平常時の対応
(1) 事業所内の衛生管理
・日頃から整理整頓をこころがけ、換気・清掃・消毒を定期的に実施し清潔の保持に努める。
・ゴーグル、マスク、エプロン、手袋等物品の管理
(2)感染予防と対策
・職員の標準的な感染対策として勤務前の検温を行う。
・手洗い、うがいを徹底し必要に応じてマスクを着用する。
・血液、体液、排泄物、吐しゃ物を扱う際には細心の注意を払い、適切な方法で処理する。
・利用者の異常の早期発見できるよう、利用者の健康状態に注して観察する。

5. 感染発生時の対応
感染症が発生した場合、事業所は利用者等の生命や身体に重大な影響を生じさせないよう、利用者等の保護及び安全の確保等を最優先都市、迅速に次に掲げる措置を講じる。
(1) 発生状況の把握
(2) 感染拡大の防止
(3) 医療措置
(4) 市町村への報告
(5) 保健所及び医療機関との連携

6.職員研修および訓練
(1)職員研修
・感染症対策の基本的な考え方及び具体的対策について、全職員を対象として周知徹底を図ることを目的に実施する。
・新規職員採用時に必ず感染防止対策研修を実施する。
・職員研修は年 1 回開催し、出席できなかった職員には資料配布・内容の伝達等により周知を図る。また、必要に応じて随時開催する。
(2) 訓練
・実際に感染症が発生した際に迅速に行動できるよう、発生時の具体的な対応、役割分担、感染対策をしたうえでの介助法などを確認、シミュレーションすることを目的に実施する。
・訓練は年 1 回、定期的に実施する。

7. 指針の閲覧
「感染症予防及びまん延防止に関する指針」は、求めに応じていつでも事業所内で閲覧できるようにする。また、ホームページにも公表し、利用者及び家族がいつでも自由に閲覧することができるようにする。

附則
この指針は令和6年2月1日より施行する

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ライズ訪問看護ステーションは、神奈川県相模原市に拠点を置く精神科に特化した訪問看護ステーションです。精神疾患を抱える方が住み慣れたご自宅や地域で安心して生活ができるように、経験豊富の専門スタッフが定期的に訪問して相談や支援をおこなっています。在籍している全スタッフが精神科病院への勤務経験や精神科訪問看護の従事経験があるため、うつ病・統合失調症・発達障害・不安症・パニック障害・産前産後うつ・社交不安・双極性障害・認知症など症状に合わせて適切なサービスをご提供いたします。ご自宅での療養⽣活に不安を感じておられる⽅は、お気軽にご相談ください。